高田昌幸研究室ができました

既にTwitterなどでお知らせしていましたが、4月から東京都市大学(横浜キャンパス)のメディア情報学部教授として着任しました。北海道新聞、高知新聞での「記者生活」にいったん区切りを付け、今後は研究・教育を軸にジャーナリズムとメディアの世界に関わっていくことになります。

「新聞社やテレビ局の記者(=社員)」というだけで何らかの価値を持っていた時代はとうに終わっています。新聞・テレビを軸としたマスコミの凋落についても、今さら私が言及する必要などありません。しかし、メディア環境がどんなに変わったとしても「取材して伝える」という営みが消えることはありません。

何をどう伝えるか。情報や広報に騙されないためには何が必要か。ここしばらくは、それを念頭に置きながら「取材プロセス」の分解・分析を通じて、報道現場を少しでもより良くしていくことに寄与したいと考えています。

大学では過日、3年生9人による「高田昌幸研究室」が無事スタートしました。報道・取材の現場に積極的に出向き、ゲストも招き、「現場から考える」姿勢を保ちたいと考えています。

新聞記者時代に引き続き、みなさま、どうぞよろしくお願いします。

★2003年から続けているブログ「ニュースの現場で考えること」も引き続き運営します。

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