本を読んでほしい(4月)

新3年生のゼミ生には「まずはこんな本を読んでほしい」ということで、20冊ほどのリストをお渡ししました。「社会メディア学科」の学生さんばかりですが、もちろん最初から全員が「メディア」「ジャーナリズム」「ニュース・報道」等々にとても強い関心を抱いているわけではありません。関心の方向も深度も多種多様です。

とはいえ、「これだけは今のうちに読んでほしい」という書物が研究室には山積みです。その中から当面は「メディア・ジャーナリズム」「良質のルポやノンフィクション」「現代史」の3分野に分けてリストを作っていくことにしました。

このうち特に「重要」だと思っているのが「現代史」です。当たり前のことですが、今のこの社会の在りようは「前史」があってこそ、です。ある日突然、今の状態になったわけではありません。「拠って来る所以」を知ることなくして今の社会が理解できるはずはないだろう、と。ごく当然のその考えから「現代史」の書物リストはどんどん増やしていくつもりでいます。

◎高田昌幸研究室 2017年4月の図書リスト

【A メディア・ジャーナリズム系】
たった一つの真実なんてない 森達也 ちくまプリマー新書
真実 新聞が警察に跪いた日 高田昌幸 角川文庫
キャスターという仕事 国谷裕子 岩波新書
騙されてたまるか 清水潔 新潮新書
僕はなぜドキュメンタリーを撮るのか 想田和弘 講談社新書
新聞記者という仕事 柴田鉄治 集英社新書
【B ノンフィクション系】
ルポ (株)貧困大国アメリカ 堤美果 岩波新書
ルポ 介護独身 山科基穀 新潮新書
ルポ 貧困女子 飯島裕子 岩波新書
朽ちていった命 NHK取材班 新潮文庫
絞首刑 青木理 講談社文庫
燃えて尽きたし 斎藤茂男 講談社α文庫
【C 現代史系】
それでも日本人は戦争を選んだ 加藤陽子 朝日出版 or 新潮文庫
日本のいちばん長い日 半藤一利 文春文庫
新聞と「昭和」 朝日新聞 朝日文庫

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